ウッドファイバーは、間伐材、林地残材を利用した国産エコ断熱材。エコポイント対象断熱材として登録されています。

断熱性能のヒミツ

2010/06/21

以下、季刊「木の繊維」創刊号 2009 年10 月31 日より抜粋

 

細孔に入った空気の分子の状態

細孔Wに入り込んだ空気の分子は、速やかに周辺の細孔を構成する物質と熱平衡状態になって、細孔内に留まり続けます。

この状態では、細孔内の 分子が対流W現象に寄与するとは考え難く、もっぱら、熱的に伝導と輻射に寄与することになります。

こうした熱の伝達状況の詳しいことは、本連載の中で説明したいと考えております。

重要なことは、こうした細孔に取り込まれた空気の分子(水蒸気も含めて)は、“動かない”、即ち対流を起こす物質にならない、ということです。

熱の伝達で、最もエネルギー移動が大きいのは対流ですから、対流が無いということは、断熱材の中に取り込まれた空気が熱移動を起こさない、即ち断熱性が向上することになります。

定量的には、全細孔中の空気量と繊維間に存在する空気量の検討が必要になります。

繊維間に存在する空気量は、その他の断熱材と同程度と考えられますが、細孔のような構造を持つのは「木」だけに見られる独特のものです。

先にみたように、細孔容積は木繊維の10%を閉めることから、細孔に取り込まれた空気の役割は無視できず、木質繊維断熱材特有の特性もたらします。

 

ウッドファイバーの拡大写真

ウッドファイバーの拡大写真

断熱材の厚さ早見表

2010/06/20

断熱材早見表

断熱材早見表を作成しました。

各種断熱材の熱貫流率と必要熱抵抗値から必要な断熱材の厚さを表から求められます。

 

各等級ごとの必要厚み早見表もご用意しています。

各種断熱材の熱伝導率

2010/06/19

 

断熱材区分 断熱材の種類 熱伝導率[W/m²K]
A-1
λ=0.052~0.051
吹込み用グラスウール(施工密度13K、18K) 0.052
タタミボード(15mm) 0.052
A級インシュレーションボード(9mm) 0.051
シージングボード(9mm) 0.051
A-2
λ=0.050~0.046
住宅用グラスウール断熱材 10K相当 0.050
吹込み用ロックウール断熱材 25K 0.047
B
λ=0.045~0.041
住宅用グラスウール断熱材 16K相当 0.045
住宅用グラスウール断熱材 20K相当 0.042
A種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温版4号 0.043
A種ポリエチレンフォーム保温版1種1号 0.042
A種ポリエチレンフォーム保温版1種2号 0.042
C
λ=0.040~0.035
ウッドファイバー 40K 0.038
住宅用グラスウール断熱材 24K相当 0.038
住宅用グラスウール断熱材 32K相当 0.036
高性能グラスウール断熱材 16K相当 0.038
高性能グラスウール断熱材 24K相当 0.036
高性能グラスウール断熱材 32K相当 0.035
吹込用グラスウール断熱材 30K、35K相当 0.040
住宅用ロックウール断熱材(マット) 0.038
ロックウール断熱材(フェルト) 0.038
ロックウール断熱材(ボード) 0.036
A種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温版1号 0.036
A種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温版2号 0.037
A種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温版3号 0.040
A種押出法ポリスチレンフォーム保温版1種 0.040
建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォームA種3 0.040
A種ポリエチレンフォーム保温版2種 0.038
A種フェノールフォーム保温版2種1号 0.036
A種フェノールフォーム保温板3種1号 0.035
A種フェノールフォーム保温板3種2号 0.035
吹込用セルローズファイバー25K 0.040
吹込用セルローズファイバー45K、55K 0.040
吹込用ロックウール断熱材 65K相当 0.039
D
λ=0.034~0.029
高性能グラスウール断熱材 40K相当 0.034
高性能グラスウール断熱材 48K相当 0.033
A種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板特号 0.034
A種押出法ポリスチレンフォーム保温板2種 0.034
A種硬質ウレタンフォーム保温板1種 0.029
建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォームA種1 0.032
建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォームA種2 0.032
A種ポリエチレンフォーム保温板3種 0.034
A種フェノールフォーム保温板2種2号 0.034
E
λ=0.028~0.023
A種押出法ポリスチレンフォーム保温板3種 0.028
A種硬質ウレタンフォーム保温版2種1号 0.023
A種硬質ウレタンフォーム保温版2種2号 0.024
A種硬質ウレタンフォーム保温版2種3号 0.027
A種硬質ウレタンフォーム保温版2種4号 0.028
A種フェノールフォーム保温板2種3号 0.028
F
λ=0.022以下
A種フェノールフォーム保温板1種1号 0.022
A種フェノールフォーム保温板1種2号 0.022

省エネ住宅を設計するならこの一冊

2010/06/18

住宅の省エネルギー 基準の解説

発行:財団法人 建築環境・省エネルギー機構

編集:次世代省エネルギー基準解説書編集委員会

『住宅の省エネルギー 基準の解説』

断熱材の基礎知識(Q&A)

2010/06/18

 

Q1:熱伝導率(λ値)とは?

A1:熱伝導率Wとは、材料の熱の伝わりやすさを表す値です。裏表に1℃の温度差がある場合に厚さ1mの材料の中を、面積1m2あたり、1秒間に伝わる熱量です。値が小さい程、熱の伝わりが少なく、断熱性能が高いということになります。代表的なλ値としては、ネオマフォーム0.020、空気0.024、発泡スチロール0.040、木材0.14、水0.58、鉄83.5です。[W/m·k]

 

 

Q2:熱抵抗値(R値)とは何ですか?

A2:熱抵抗値とは、材料の熱の伝わりにくさを表す値です。裏表に1℃の温度差がある場合、ある厚さの材料の中を、面積1m2あたり、1秒間に伝わる熱量の逆数です。値が大きい程、熱が伝わりにくく、断熱性能が高いということになります。1/(熱伝導率/材料厚さ)=材料の厚さ(m)/熱伝導率[W/m·k]=熱抵抗値で求められます。[m2·k/W]

 

 

Q3:熱貫流率(U値)とは何ですか?

A3:熱貫流率とは、室温と外気温に1℃の温度差がある場合に面積1m²あたり、1秒間に伝わる熱量です。壁などの建物の部位の熱の伝わりやすさを表した値です。値が小さい程、熱の伝わりが少なく、断熱性能が高いということになります。[W/m²·K]

平成21年4月1日に施行された改正省エネ法において、熱貫流率を表す記号が「K」から「U」に変更されました。これは、国際的に使用されている熱貫流率の記号「U」に変更したものであり、その意味や内容が変わったものではありません。

 

 

Q4:熱損失係数(Q値)とは何ですか?

A4:建物全体の断熱性能を示す指標。室温と外気温とに1℃の温度差がある場合、床面積1m²あたり1秒間に出入りする熱量です。すべての部位、換気の熱の出入りを計算し、合計した値を延べ床面積で割って求めます。値が小さい程、断熱性能は高いということになります。[W/km²]

 

 

Q5:次世代省エネルギー基準とは何ですか?

A5:「エネルギーの使用の合理化に関する法律」(いわゆる「省エネ法」)に基づき制定された「住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主等及び特定建築物の所有者の判断の基準」および「同設計施工及び維持保全の指針」という告示のことで、住宅の省エネルギーに関する基準となります。

この基準は昭和55年に初めて制定され、平成4年、平成11年に断熱水準が改正されました。

この平成11年に改正された最も新しい基準が「次世代省エネルギー基準」と呼ばれています。この基準では、日本全国を市町村別に気候によってI~VIの地域に分けこの地域ごとに断熱や気密、日射遮蔽など住宅を建てる際に必要な性能を規定しています。

 

 

Q6:住宅性能表示の等級って何ですか?

A6:「住宅の性能表示」は「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」に基づく制度で、住宅の様々な性能について基準を設定し、わかりやすい方法で表示させるようにしたものです。温熱環境、構造の安定、火災時の安全性など新築住宅については10項目でそれぞれ基準が示されています。温熱環境(省エネルギー対策等級)においては、等級2、3、4がそれぞれ昭和55年、平成4年、平成11年省エネルギー基準にほぼ相当するレベルです。

地域区分

2010/06/17

必要厚み早見表地域区分のページを追加しました。

各種断熱材の熱的性能、LCCO2比較

2010/06/16

性能表のページに「各種断熱材の熱的性能、LCCO2比較」を追加しました。

長野県中川村 K様邸

2010/06/14

ウッドファイバー100mm、本日(6/14)8梱包(12.8m²)納品致しました。

東京都品川区 A様邸

2010/06/13

ウッドファイバー50mm、本日(6/13)4梱包(12.8m²)納品致しました。

山梨県山中湖村 H様邸

2010/06/12

 

 

 

今回、ウッドファイバー100mmを屋根全面(88m²)にご採用頂きました。

現場監督さんのお話では「雨音などの遮音効果がかなり期待できそう。」とのことでした。

ウッドファイバーは密度が40K(40kg/m³)。一般的なグラスウール16Kや24Kと比較して密度が高いため遮音・吸音効果が期待できます。

遮音性能を発揮するためには隙間なくぴっちりと施工するのがポイントです。

また、ダウンライトを施工するところに限っては、グラスウールを施工して頂きました。写真で穴が開いている部分がその場所です。

建物の工法はログハウス。ウッドファイバーの調湿機能とあわせて家全体で呼吸するお家になりそうです。

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